東洋医学のひとつである「ツボ」。

近年その確かな効用が世界にも認められ、

2006年にはWHOに361のツボの統一基準も決まりました。

日頃の気になる体調不調を改善したり、美容効果もあるのがツボ押しです。

症状ごとに効くツボを押して、手軽に自宅で症状改善をすることができます。

全身のツボを位置を、簡単にわかりやすく説明していますので、今日からあなたもツボ押し名人になってください。

正しいツボの押し方について


正しいツボの押し方


正しいツボの押し方は、難しく考えないようにしてください。

体が自然に気持ちいい感じると押し方をすると、血流もスムーズになり免疫もアップします。

ただ気をつけたいのが、ツボ押し初心者はついつい押しすぎてしまうことです。
強く押せばより効果が出るものではありません

ツボの場所によって、強く押してもいいところと、強く押してはけない場所があります。

特に顔のツボは軽く押すようにしましょう。
顔の皮膚は薄くデリケートなので、気持ちが良いからと長く押していると、内出血をしてしまうこともあります。

力を抜いて、ゆっくり指の腹でクルクルと揉んで押すような感じにするといいです。

指の腹を使って押す


押すときの指は、親指や中指だけを使ったり、人差し指&中指&小指の3本を合わせて使ったり、親指以外の4本の指を合わせて使ったりします。

親指が一番強く押せ、親指以外の4本指を合わせたのが一番弱い押し方になります。

左右にあるツボの場合は両方押すようにします。
 


ツボ押しのタイミングと呼吸法


ツボ押しと呼吸のタイミングは大切ですが、まずは気持ち良いと感じることがより大事です。
呼吸法にこだわると、ぎこちなくなって気持ちよさも半減しますので、あまり気にすることなく、ゆっくりじっくり押して離してを繰り返すようにします。

ツボ押しを何度かしていくうちに、自然にいいタイミングが身についていきます。

理想的なツボ押しのタイミングは、1,2,3と息を吸いながらだんだん指に力を加えて押していきます。
4,5,6,7で押す力をキープして、8,9,10で息を吐きつつ指の力も抜いていきます。

押しすぎず、強すぎずを心がけてください。
ツボを手でさするだけでも効果があります。

いつでもどこでも自分で自分をいたわれる、それがツボ押しの嬉しいところです。

ツボ押しを避けたほうがいい場合


妊娠中・血圧が高い時・食前食後約1時間・ツボ周辺に怪我をしている等の場合は、ツボ押しは避けましょう。

腫れがある関節部分を直接刺激するようなことも避けてください。


難しく考えないで、押して気持ちがいいと感じることで、様々な不快な症状緩和に繋がります。

まずは、ツボ押しをしてみましょう。